2006年07月31日

「大阪市中央公会堂」@中之島


赤レンガの壁と青銅のドームとのコントラストが美しい建物は、ネオ・ルネッサンス様式の傑作の一つであり、中之島の他の建築群と共に、美しい景観を呈しています。大正7年(1918)に株の仲買人 岩本栄之助氏が大阪市に寄付した当時の金額100万円(現在の50〜70億円ともいわれています)を元に建設されたそうです。地上3階地下1階で、1階の大集会場は2,000人を収容する大きなもので、現在に至るまで幾多の集会に利用されてきました。また、ライトアップされた夜の幻想的な姿も一見の価値があります。照明デザインは石井幹子女氏です。平成11年(1999)3月〜平成14年(2002)11月に保存・再生工事が行われました。総工費は約103億円だそうです。

明治10年(1877)両替商の家に生れた生粋の大阪商人だった岩本栄之助氏は、日露戦争前後に株の仲買で莫大な利益を得て、当時の大阪を代表する経済人として知られていたそうです。そんな彼が、アメリカ視察旅行で公共施設の寄付を思い立ち、私財100万円を投じそれを元に建設が開始されたのがこの大阪市中央公会堂なのです。仲買人仲間の窮状を救うなど、人々の信望を受けた栄之助氏も第1次世界大戦を境として事業に失敗、大阪市の支援の申し出も断り、大阪市中央公会堂の完成を見ることなく大正5年(1916)ピストル自殺により39歳の若さでこの世を去ったのだそうです。(-m-)

私は、大阪市中央公会堂に行った時には地下1階の「岩本記念室」に必ず、立ち寄ります。




posted by ミッキー at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日帰り旅行・小旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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