2006年07月23日

彦根屏風

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風俗図(彦根屏風)の正式名称は「紙本金地著色風俗図」で国宝です。彦根藩主井伊家に伝えられたため「彦根屏風」の名があります。江戸時代寛永期(1624〜1644)を代表する風俗図として有名です。



hikones.jpg

(写真をクリックすると拡大写真がご覧頂けます)

これは「井伊家資料保存会」から購入した精巧なミニチュアです。(実物は「彦根城博物館」蔵です)遊郭の一室で遊ぶ15人の男女を描く風俗画で、漢画の伝統的テーマである「琴棋書画」図に擬えているのでしょう。全面に金箔を貼った無機的な空間に、様々な姿態の男女を配置しています。


hikonekittes.jpg

同屏風の図柄が採用された1976年4月20日発行の特殊切手(切手趣味週間)です。

実は・・・、

1993年、井伊家の直系の井伊直愛氏(元彦根市長)が死去、莫大な相続税のため井伊家は売却を希望し、中島一市市長は彦根市議会に12億円で購入する予算案を1996年12月の定例市議会に提案しました。
前市長らの購入反対の動きもありましたが、大口の寄付があり購入が決まりました。

危うく貴重な文化財が散逸する可能性もあったのです。
posted by ミッキー at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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